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【神奈川】新緑の清川村~宮ヶ瀬湖ツーリング

  • バイクのツーリング記事
  • 2017.05.26

5月14日(日)に神奈川県内の特設会場で行われた「ダンロップツーリングステーション」に行きました。その他、宮ケ瀬湖周辺の気になるスポットへ行ってきましたので紹介します。

5月14日(日)、神奈川県清川村をメインに周辺をツーリングしましたのでレポートします。清川村は高速道の圏央道の開通により以前より身近になり、首都圏からのアクセスが容易になりました。北側に相模原IC、南側に相模原愛川ICがあり、いずれのICからもそれ程時間が掛からずに行けるのに宮ケ瀬湖周辺は豊かな自然が残り、整備された道路と相まって身近な観光スポットとして人気のエリアです。当日も多くのライダーとすれ違い、周辺の駐輪場も多くのバイクが集まっていました。


実は清川村は相模自動車検査登録事務所から西に10kmくらいのところです。工業団地内にある検査登録事務所にはバイクの登録や車検で行かれる方もいると思いますし、私も仕事で何度も行っています。そこからわずか10kmの距離での宮ケ瀬湖周辺の環境の違いは驚くほどです。首都高 銀座>圏央道 相模原ICを検索すると中央自動車道経由で約65km(約1時間)で行けると出ます。東京から自然を満喫するのに、気構えずに行ける距離と言えるのではないでしょうか?。

  • まずはイベント「ダンロップツーリングステーション」に参加


最初に宮ケ瀬湖畔の特設会場で行われた「ダンロップツーリングステーション」に行きました。このイベントはダンロップイベント事務局が主催し、「気軽に立ち寄れるツーリングポイント」として毎年、全国で行われています。今回は神奈川県で、これが2017年内の関東エリアでの開催地ということになります。参加無料、申し込み不要ですので、まさに「気軽に立ち寄れる」うれしいイベントです。


イベント内容は、特設コースでダンロップスポーツマックスシリーズのタイヤ試乗会と、ゲスト(今回は上田昇さんと木下恵司さん)によるトークショーをメインに、タイヤの展示、くじ引きやタイヤ点検、足回りセッティングアドバイス等。無料の各種飲み物をイスとテーブルでいただけるサービスまであり、広い駐輪場には多くのライダーが来ていました。




イベントスタッフ(モーターサイクルタイヤ部)の中村さんによると、来場者のピークは開始時間である午前9時過ぎで、私が行った昼前はその半数くらいになっていたようです(終了時間は午後2時)。このイベントはキャッチコピー通り、ツーリングの途中に来て小休止後に次の目的地に向かう人が多いとのことです。


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会場にいたゲストのお二人に会えて、しかも上田さんとはお話しさせていただけたのは、レースでの活躍を知っているので嬉しかったですね。このイベントは今後、全国の会場で行われますのでサイトで情報をチェックしてみて下さい。自分もコーヒーをいただいて、次の目的地に向かいました。

  • 有名な「オギノパン」で惣菜パンを購入してテラスで昼食


宮ケ瀬湖からすぐ近くの距離で、テレビ等で紹介されている有名な「オギノパン」(ここの住所は相模原市)で昼食にしました。場所は、「あいかわ公園」北側の国道412号線沿いにあります。ここは工場併設店舗があり、テラスで出来立てパンをいただくことが出来ますし、お土産に購入もいいですね。天気の良い日でしたので駐車場には多くのクルマやバイクがひっきりなしに出入りしていて活気がありました。


惣菜パンを数種類購入して、テラスで食べました。大勢の客が来て、どんどん売れるので、売り場に並んでいる商品は温かくて出来たてでした。パンはフワフワ、具材も美味しかったです。店の周辺はのどかな雰囲気ですが、ここだけは別格でしたね。

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お腹を満たしてからちょっと移動して食休めに宮ケ瀬湖が見える道の駅的な「ふれあいの館(いえ)」へ。ここで地元野菜や加工食品売り場を見てから移動し、さらに近くの「水の郷商店街」にも寄って「昭和の香り」がする店舗を見てタイムスリップ感覚で観光気分を味わいました。


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宮ケ瀬湖の周辺はたいへん整備がよく走りやすい道路で、5月の週末なのに交通量もそれほど多くなく、適度なコーナーの連続でついついアップテンポになりがちですが、速度超過には注意が必要です。家族連れでの観光ドライブのクルマも多いので不意な行動もあるでしょうから、気を付けたいですね。

  • 宮ケ瀬ダムの「観光放流」を見る


宮ケ瀬湖の最後は宮ケ瀬ダムの「観光放流」を見ました。ちょうどこの日が実施日でラッキーでした。ダム施設内の駐輪場にバイクを停めてすぐのところに関連施設の「水とエネルギー館」があり、そこから程近くがダムの上部になります。ダムの高低差は約120mで、放流の高低差は約70m。放流は下側の方がよく見えるので移動しました。



方法は2種類あり、ひとつはダム内部をエレベーター(無料)で。もうひとつは「インクライン」という名称のケーブルカーです。インクラインは大人が往復300円、片道200円です。当然眺めはインクライン圧勝なので(笑)、片道だけでもオススメします。



「観光放流」はこの日は午前と午後の2回で自分は午後2時からのを見ました。放流は約6分で、なかなかの水量です。時間があるので放流中にビューポイントを移動して見ることも可能ですし、一か所でじっくり見るのも迫力です。



こんなのが東京の中心からたったの65kmにあるのは驚きです。放流後、「水とエネルギー館」でダムの歴史を見ると施設は約20年前に稼働と書いてありましたので、けっこう最近(?)なのが分かりました。この施設、宮ケ瀬ダムと神奈川の水事情等の情報が満載で楽しいので、ぜひ寄ってみて下さい。


清川村の最後は「道の駅 清川」でお買い物

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清川村の最後は「水とエネルギー館」の南側約7kmに位置する「道の駅 清川」に行きました。県道64号線沿いで清川村役場の向いにあります。ここは神奈川県では3番目の道の駅です(他の2つは「箱根峠」と「山北」です)。ここがオープンしたのは2015年11月で、自分は今回が初訪問でした。こじんまりした施設ですが、地元の野菜や加工食品、手作りパン等が売っています。


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夕方だったので品薄でしたが、野菜やパンを購入出来ました。2階の民芸品コーナーも興味深いですね。休憩所もありますので、小休止するのに良さそうです。ここからさらに南側に行くと、別所温泉、飯山温泉等もあります。


清川村はここを最後にしましたが、この時点でまだ午後3時過ぎ。日はまだまだ全然高いので、帰り際に厚木の老舗「レストラン 栗の里 厚木店」(ここは相模原検査登録事務所の南側に位置しています。時期的に店舗前のローズガーデンが見事でした)で早い夕食を取りました。


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時間は午後4時でしたが、ランチメニューも選べました。

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お腹も膨れ、さらに寄り道して相模原市の「たまご街道」(北里大学病院の南側)にある養鶏場直売所の「小川フェニックス直売所 スウィートエッグス」へ。

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ここでは卵かけご飯やオムライスなどの卵料理をはじめ、いろいろな洋食も食べられますが、さすがにお腹は膨れていましたので(笑)生卵だけを買って帰宅しました。「たまご街道」は、近隣の養鶏場直売所数店が密集したエリアの総称で、たまご好きにはたまらないところです。ぜひ行ってみて下さい。


<まとめ>

横浜の自宅からは正直、ツーリングと言える距離なのか微妙なのですが、そんなことを吹き飛ばすくらいの内容がある清川村&宮ケ瀬湖周辺でした。このエリアならではの食事や食べ物は、やはり実際に行って見て食べて買ってが一番です。自然が豊かなエリアなので、リフレッシュ出来ますよ。


<関連サイト>

ダンロップツーリングステーション http://ridersnavi.com/special/touringstation2017/

■オギノパン http://www.ogino-pan.com/

■宮ケ瀬ダム 水とエネルギー館 http://www.ktr.mlit.go.jp/sagami/sagami00123.html

■道の駅 清川 http://michinoeki.kiyokawamura.jp/

■栗の里 厚木店 https://www.kurinosato.jp/

■小川フェニックス直売所 Sweet Eggs(スウィートエッグス)http://kokekoko.ocnk.net/page/29


<取材協力>

 ダンロップイベント事務局

制作・協力

(写真・文)森井智之

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