【注目のバイクトピックス】Vol.9 BMW RナインT レーサー&アーバンG/S

2014年に発売開始した「R nineT」ですが、昨年はスクランブラーが追加され、

今シーズンはなんと３機種が追加となり、このシリーズ（Heritage）は大ファミリー化しています。

　■2014年　R nineT

　■2016年　R nineT　スクランブラー

　■2017年　R nineT　レーサー（NEW）

　■2017年　R nineT　アーバンGS（NEW）

　■2017年　R nineT　ピュア（NEW）

外観や足回りは各コンセプトごと味付けされていますが、

伝統の水平対向エンジンは共通化されています。

BMWらしさである水平対向エンジン。

本シリーズ以外は全て水冷となり、空冷の水平対向２気筒エンジンはこのシリーズのみになりました。

メーカー資料いわく、

”ビックツイン”と呼ばれる他の大排気量２気筒エンジンからする

”ドコドコ感”などと表現されるエンジンフィーリングとは異なり、

　「フラットツインはフラットツインでしか味わうことの出来ない」滑らかで伸びやかな”ビート感あるフィーリング”とのこと。

また、水冷化した他シリーズのフラットエンジンよりも、ナインＴの空冷エンジンの方が”刺激的”だそうです。

以前の記事でRナインT スクランブラーを取材した時に実車を見て

　「BMWのラインナップの中では今までにないフレンドリー感」　

と思っていましたが、この展開を見ると同じ様な印象を受けた方も多かったのでは？

と思いますね。

実際、今回5車種が並んでみると、それぞれが特徴的で個性が分かれていますので、

選ぶ楽しみが増えたのはいいですね。

RナインT シリーズは、現在RナインT 、RナインT スクランブラー、RナインT ピュアがあります。

今回追加されたRナインT レーサーは、70年代を彷彿させるロケットカウルを付け、

セパレートハンドル、バックステップ、シングルシートカウル（脱着可）を装備し、

レーシーな印象を備えたRナインT シリーズの第4弾です。