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【注目のバイクトピックス】vol.2 ホンダ CB1100RS(2017)
- 最新ニュース
- 2017.02.06
首都圏近郊のショールームやショップ・イベント等で展示されたホットなバイクを紹介するコーナーです。 第2回は1月20日に発売開始となったホンダ CB1100RSです。
■ホンダ CB1100RS (Honda CB1100RS) 2017 モデル
■撮影場所 / ホンダ本社ショールームウエルカムプラザ青山
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スポーティな仕様のCB1100RS 登場!
展示場所は、ホンダ本社ショールームウエルカムプラザ青山です。
CB1100シリーズに追加されたスポーティな仕様のCB1100RS。
従来のCB1100、CB1100EXのトラディショナルな印象に比べ、明らかに走りを意識した装備が目を引きます。
CB1100RSの専用装備としては、17インチホイール、金色が目を引く前後サスペンション、新設計のローハンドル、
LEDウインカー等、今までのCB1100シリーズとは異なる、見た目の軽快感を獲得しているのが印象的です。
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ビッグバイクらしからぬ、軽快な走りに磨きが掛かる
CB1100は以前、一般試乗会で試乗したことがあります。
広大な駐車場をパイロンで仕切った比較的タイトなコーナーが続く、主に1~2速を使う低速コースです。
今までトラディショナルなイメージから若干、敬遠気味だったCB1100。
こういうコースは苦手では?と勝手に思い込んでスタートすると、2~3のコーナーを曲がって、
その思いが間違っていたのに気が付きました。
「これ、運転しやすくて楽しい!」に変わるのに時間は掛かりませんでした。
試乗後に思ったのは、トラディショナルな外観イメージに加え、
「”鷹揚(おうよう)” ゆったり乗る、見せる、魅せられる」が開発コンセプトの穏やかな印象のCB1100シリーズ。
実際の軽快な乗り味がうまく伝わっていないのでは?という疑問。そこに登場したのが今回のCB1100RSです。
専用装備の足回りが、どんな走りか楽しみです。これは理屈抜きで乗ってみたくなるのではないでしょうか?。
今年の試乗会では一番人気になるような気がします。
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大排気量のビッグバイク、メリットデメリットは?
とはいえ、大排気量のビッグバイクであるCB1100RSは車両重量が252kgと決して軽くはありませんので、
押し歩き時はやはり注意が必要です。そうは言っても、CB1100RSはバイクに乗っている人も、
そうでない人にも「おっ!」と引き付ける魅力がありますので、街をさっそうと走る時も駐輪場に停めても、
注目度は相当高いと思います。そこがこのバイクの大きなポイントだと思います。
<まとめ>
ショールームで取材中、印象的だったのが50歳前後の方が入れ替わり、吸い寄せられるように見に来て、
時間を掛けて細部をチェックしていたこと。なんか気持ちが分かりますね。
先日、なじみのショップで聞いたところ、すでにバックオーダーを抱えている状態のようだと言っていましたので、
気になる方は早急に実車をチェックするのをおすすめします。
■全長/全幅/全高:2,180mm/800mm/1,100mm
■エンジン:空冷・4ストローク4気筒・DOHC・4バルブ・1,140cm
最高出力: 66kW(90PS)/7,500r/min
最大トルク: 91N・m(9.3kgf・m)/5,500r/min
■車両重量 252kg
■メーカー希望小売価格 1,378,080円(本体価格 1,276,000円)
■メーカーサイト http://www.honda.co.jp/CB1100/
(文・写真) 森井智之