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初めてでもできるバイクメンテナンス講座 NO6:愛車を綺麗に乗る

  • バイクのメンテ記事
  • 2016.07.26

自分のバイクは綺麗な方が良い!そう思ってるライダーは多いハズ。愛車を綺麗に保ち、綺麗に乗る。今回はそんなところに目を向けてみます。

綺麗なバイクは乗っても見ても気持ちがいいものです。

特に古いバイクを綺麗に乗っている人を見ると、愛車への強い愛情を感じますよね。


ここでは愛車を綺麗に保つための留意点を紹介します。


  • 保管方法は最重要!


当然といえば当然ですが、 保管場所によってバイクの保存状態は大きく変わります。

屋外の保管では、雨や埃が外装を傷付け、紫外線はタイヤや樹脂の劣化を早めます。

さらには盗難の心配も!


綺麗な状態を保つには、屋根の付いたガレージでの保管がベストです。


ガレージでの保管が難しい場合には、バイクカバーを使用して雨や紫外線からバイクを守ります。

毎回カバーを付け外しすることは手間かもしれませんが、汚れや劣化速度がかなり違ってきます

土の上は湿気の発生によってサビやすくなるので、停車場所にコンクリートやアスファルトを選びます。

どうしても土の上にしか止められない場合は、ベニヤ板などを敷いて保護します。







  • 洗車も立派なメンテナンス

洗車はバイクを綺麗にするだけでなく、不具合を発見のための重要なメンテナンスです。

下記の手順を参考にしてみてください。


1.キーボックスやマフラーに水が入らないように保護します。

ガムテープを貼ると楽ですが、剥がし跡が残らないよう注意しましょう。


image




2.いきなり拭くと埃で傷をつけるので、まずは水で埃を洗い流します。


3.水は上から下に流すように掛けます。

※コイン洗車場の水圧は強く、横から放水するとステッカーを外してしまう恐れがあるので、

必ず正面から水を掛けるようにしましょう。


4.洗剤掛けは、水をかけて汚れを洗い流しながら行います。


5.ホイールやエンジンなどの細かな部分は、使い古しの歯ブラシを使いましょう。


6.「タイヤは減っていないか」、「チェーンは伸びていないか」など、

不具合をチェックしながらウエスなどで水分を綺麗に拭き取ります。

  • 磨きを掛ける

洗車が終わったら、仕上げの磨きを行います。


1.塗装面の小さな傷はコンパウンドで消します。傷の深さによって目の粗さを使い分けてください。


2.ボディはワックスを使って磨きます。固形タイプと液体タイプがありますので、

好みによって使い分けてください。このバイクのボディは樹脂なので、一番簡単な液体タイプを使っています。


3.メッキパーツにはピッカール等のケミカルを使用します。コンパウンドを使うと傷がつくので、絶対に使用しないで下さい。


真夏はワックスがすぐに乾いてしまうし、熱中症にもなりやすい為、注意して行いましょう。

出来上がりです。

 綺麗なバイクに乗るのは気持ちいいですね。

 本気で取り掛かると半日くらい潰れますが、洗車機は愛車と対話できる楽しい時間です。

 楽しみながらトライしましょう。

制作・協力

バイクの窓口編集部

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