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【今週のレア車】Vol.21 スズキ・ホッパー50
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- 2016.06.29
毎週木曜日に行われる業者間バイクオークションに、全国から出品される中古バイクの中から、レア車をピックアップしてご紹介するこのコーナー。今週のレア車は、「スズキ・ホッパー50」です。
今回は、「スズキ ホッパー50」です。
ホンダが国内最初の市販モンキーZ50Mを1967年に発売し、
原付レジャーバイクのマーケットが広がってきた頃、
スズキが対抗馬として1971年に出したのがこのホッパー50です。
当時のモンキーはまだリアサスがリジッド(Z50A・Z)でしたが、
ホッパーはメカ的には進んでいて、前後サス付、2スト3psで登場しました。
他にもハンドル折り畳み式なだけでなく、シート高調整可能など結構考えられてます。
しかしながら人気を得ることはなく、数年で姿を消したようです。
このホッパーは、輸出用にあったトレールホッパーという車種を国内向けに仕立て直したそうですが、
そういえばモンキーも、まずは海外で人気に火が付いて国内投入したんでしたね。
ちなみにスズキが原付レジャーバイクに再参入するのは、
1979年のエポまで待たなくてはなりませんでしたが、
エポもまたモンキーの牙城を崩すことが出来なかったことはご承知の通りです。
恥ずかしながら私、このバイクの存在を知りませんでした。
「ホッパー」とは“ぴょんぴょん跳ぶ虫”という意味でバッタ類などを指すそうですが、
確かにそんなイメージのデザインで、今見てもポップでかわいいデザインだと思います。
新車価格は72,000円だったようですが、果していくらで落札されるのでしょう…